このハンズオンワークショップでは、まずモダナイゼーションに関して一般的な課題を確認し、次にDynatraceがAWS環境において自動的かつインテリジェントに根本原因分析を行う方法について紹介します。一連のハンズオンラボで以下のことを行います。
本セッションを通じて、クラウドネイティブアーキテクチャにおけるオブザーバビリティの実現方法について理解することができます!
本ワークショップはLab0-5までの6つのセッションで行われます。
ワークショップで使用するDynatraceにログインするためのURLが記載されたメールを送付しております。メールにログインURL、ID・パスワードが記載されておりますので、そちらの情報を元にログインをしてください。
ログインができないなどがございましたら、講師までお知らせください。
AWSアカウントについてはAWS Event Engineサービスを通じて提供されます。ログインに必要なハッシュコードについても先ほどのメールに記載がございます。
Email One-Time Password (OTP)
を選びます。Send passcode
ボタンをクリックします。AWS console
ボタンをクリックしてください。Open Console
ボタンをクリックします。無料クレジットの有効期限が切れると、作成されたすべてのリソースは自動的に削除され、アカウントにアクセスすることができなくなります。
このラボでは、AWS Cloudshellを使用します。Cloudshellはブラウザベースのシェルで、AWSリソースを安全に管理、利用することが可能です。
Cloudshellを開くには、AWSコンソールの上部にあるCloudshellアイコンをクリックします。 これには1分ほど時間がかかります。
また、リージョンはシドニーが選択されていることを確認してください。
下の画像のページが開く場合があります。その場合はCloseボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
ポップアップを閉じた後、Cloudshellが初期化されるのを1分ほど待ちます。これが終わると、以下のようなコマンドプロンプトが表示されます。
Cloudshellを開いたら、ワークショップのセットアップを自動化するスクリプトをいくつか入手する必要があります。 以下のコマンドを実行してください:
git clone https://github.com/dt-alliances-workshops/aws-modernization-dt-orders-setup.git
下の画像のように出力されます。
[cloudshell-user@ip-10-0-52-50 ~]$ git clone https://github.com/dt-alliances-workshops/aws-modernization-dt-orders-setup.git
Cloning into 'aws-modernization-dt-orders-setup'...
remote: Enumerating objects: 161, done.
remote: Counting objects: 100% (161/161), done.
remote: Compressing objects: 100% (96/96), done.
remote: Total 161 (delta 72), reused 143 (delta 60), pack-reused 0
Receiving objects: 100% (161/161), 19.82 MiB | 22.21 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (72/72), done.
2つのCloudFormationを実行すると以下が完了します
dt-orders-monolith
とdt-orders-services
の2つのEC2インスタンスの作成Docker
とDocker-Compose
がインストールされますOneAgent
が設定されますdocker-compose up
を実行し、サンプルアプリケーションを起動します。Dynatraceの左側のメニューからダッシュボード
を開きます。
ダッシュボードページでワークショップダッシュボードをクリックします。
下の画像を参考にタイル右上の▽をクリックし、タイルの編集を選びます。コマンドが記載されているMarkdownをクリックします。コマンドを全て選択し、右クリックからコピー
をします。
完了ボタンをクリックし、編集モードから抜けます。
AWS Cloudshellに戻り、先ほどのマークダウンのコマンドを貼り付けます。以下のような画面が表示されるのでy
を押してセットアップを実行します。
===================================================================
About to Provision Workshop for:
https://syh360.dynatrace-managed.com/e/aaaaa-bbbb-ccccc-ddddd
SETUP_TYPE = all
KEYPAIR_NAME = ee-default-keypair
===================================================================
Proceed? (y/n) :
スクリプトの実行が完了すると、以下のような画面が表示されます。
-----------------------------------------------------------------------------------
Done Setting up Workshop config
End: Thu Nov 4 01:45:06 UTC 2021
-----------------------------------------------------------------------------------
Create AWS resource: monolith-vm
{
"StackId": "arn:aws:cloudformation:us-west-2:838488672964:stack/monolith-vm-1635990306/d82cd2b0-3d10-11ec-a495-023df82ab493"
}
Create AWS resource: services-vm
{
"StackId": "arn:aws:cloudformation:us-west-2:838488672964:stack/services-vm-1635990309/d8a6e4b0-3d10-11ec-a495-023df82ab493"
}
CloudFormationの実行には数分かかります。その間、CloudFormationの画面から途中経過が確認できます。 AWSの管理コンソールからCloudFormation
のページを開きます。
CloudFormation Stackが完了するとStatusがCREATE_COMPLETE
に変更されます。
CloudFormationの実行にはおよそ5分程度時間が掛かります。
上記のスクリプト内で以下のDynatraceの設定が自動で実行されています。
Dynatraceの設定変更には Dynatrace Monitoring as Code (monaco)と Dynatrace Configuration APIを使用しています。
このセクションでは、以下を実施しました。
✅ Dynatraceの環境にアクセスできることの確認
✅ AWSの環境にアクセスできることの確認
✅ ワークショップに必要なリソースの準備
それでは、次のセクションに進みましょう!